Scoutの商品スコアの算出方法
Scoutのすべての商品には、1から100までの整数のスコアがひとつ付きます。数字が高いほど健康的です。この数字は同じカテゴリの中での商品の評価で、プロテインパウダーはプロテインパウダーの基準で、日焼け止めは日焼け止めの基準で評価されます。スコアは、ご自身でも確認できる3つの要素から算出されます。成分リスト、商品の加工度、そしてパッケージです。信頼できるラボ検査結果は、情報開示としてスコアの横に表示されます(ステップ4)。同じ商品には、ランキング、バーコードスキャン、写真スキャン、このWebサイトなど、Scoutのどこでも同じスコアが付きます。
数字の意味
- スケールの上位は、ホールフードで加工が最小限、わかりやすい原材料の商品です。シードオイル、合成着色料、高果糖コーンシロップは使われていません。
- 中間は、きちんとした商品だけれど注意点もあるものです。砂糖の添加、ほどほどの加工、許容範囲の添加物がいくつか、といった具合です。
- 下位は、精製穀物、シードオイル、砂糖やコーンシロップをベースに、複数の人工添加物を使った超加工の配合です。一般的な袋菓子や炭酸飲料の多くがここに入ります。
- スコアが86以上の商品には、アプリでScoutのおすすめバッジが付きます。
ステップ1 — すべての成分を文脈の中で評価
各商品は、そのカテゴリ向けに作られた基準で評価されます。食品、飲料、ボトルウォーター、サプリメント、スキンケア・ヘアケア、オーラルケア、デオドラント、掃除用品、生活必需品、浄水・空気清浄、キャンドル、調理器具、衣類には、それぞれ独自の基準があります。同じ甘味料でも、エナジードリンクとプロテインバーでは評価のされ方が違いますし、フェイスクリームに入った保存料とヨーグルトに入った保存料は、同じ問題ではありません。
ラベルに記載された注目すべき成分は、明らかに有益なものから明らかに有害なものまで5段階で分類され、商品ページに主要成分リストとして表示されます。有益な成分と有害物質の数は、このリストからそのまま数えています。独自配合のブレンドは構成成分に分解されるため、「フレーバーシステム」のような表記で中身を隠すことはできません。
一部のルールは固定されています。科学的根拠に結論が出ているから、あるいは一貫したルールのほうが個別判断より公平だからです:
- シードオイル(大豆油、キャノーラ油、コーン油、綿実油、ひまわり油、紅花油、グレープシードオイル、米ぬか油、菜種油)は、食品や飲料では常に有害と判定されます。肌や髪に使う製品では、植物油はスキンケア成分として評価されます。
- コーヒー、お茶、マテ茶、ガラナ、カカオ由来の天然カフェインが減点されることはありません。
- ステビアは、どの形態でも中立として扱われます。プラスにもマイナスにもなりません。
- サプリメントに含まれる分離大豆タンパクや、植物性代替肉のベースとなる分離タンパク・組織状タンパクは、要注意と判定されます。
ステップ2 — 加工度
Scoutは、シンプルでわかりやすい商品と、作り込まれた商品を区別します。商品のNOVA加工分類が公表されている場合は、それがスコアの上限になります。NOVA 3の加工食品は最高85、NOVA 4の超加工食品は最高70で、上限を超えられるのは原材料表示が極めてクリーンな場合だけです。サプリメントとエナジードリンクは性質上NOVA 4になるため、上限は適用しません。適用するとカテゴリ全体のスコアが圧縮され、商品同士の違いがわからなくなるからです。ScoutがNOVA分類を推測することはありません。公表されていなければ、このステップは省略されます。
ステップ3 — パッケージ
食べるもの、飲むもの、肌から吸収するものに素材が触れる場合、パッケージは重要です。パッケージの種類は成分分析とは別に判定され、固定の減点表がコードで適用されます。プラスチック、ガラス、金属、内側をコーティングした缶、ボトルウォーターの形態、抽出用ティーバッグなどには、それぞれ決まった値があります。減点が適用されるのは、パッケージが確実に特定できた場合だけです。
ステップ4 — ラボ検査結果、リコール、記録された企業行動
独立系ラボの検査結果は、スコアの一部ではなく情報開示として表示されます。ラボ検査パネルのある商品ページでは、各汚染物質の測定値と、Scoutが比較に用いた基準値が一覧表示されるので、判定ではなく数値そのものを確認できます。ラボ検査済みラベルは、第三者機関による定量的な検査(Consumer Reports、EWG、Clean Label Project、Valisure、Mamavation、Detox Project、規制上の基準値、独立系の検査機関など)の結果がある商品を示します。
スコア算出後に、いくつかの調整を決まった順序で適用します。製品ラインの一貫性(同じ配合ならサイズやフレーバーが違っても同じスコア)、汚染が記録されているボトルウォーターブランドへの上限、ダーティ・ダズン(Dirty Dozen)の青果に関する注意喚起(表示のみで、スコアには反映しません)、そして倫理的な問題が記録されたブランドへの一律の減点です。カカオに含まれる重金属や、スナック菓子の製造工程で生じる汚染物質は、減点ではなく情報開示の対象です。
スコアの横に表示されるラベル
- Scoutのおすすめ — スコア86以上。
- ラボ検査済み — 第三者機関による定量的な検査結果が登録されており、ページに表示されています。
- シードオイル不使用/シードオイル含有 — 分析した成分リストから直接判定します。
- 遺伝子組換え — ラベルで遺伝子組換え原材料の使用が表示されています。表示のみで、スコアには影響しません。
- 親会社グレード — ブランドを所有する企業に付けるアルファベットの評価。表示のみです。
Scoutがスコアを付けないもの
アルコール、たばこ、ニコチン製品にはスコアを付けません。比較対象となる健康的なバージョンが存在しないからです。また、商品として識別できない写真にもスコアを付けません。
独立性と訂正
スコア、ランキングの順位、掲載枠をお金で買えるブランドはありません。また、購入によってScoutが報酬を得るかどうかが、スコアに影響することもありません。スコアが変わるのは、評価手法そのものへの変更がレビューを経た場合だけです。そうした変更にはすべてバージョンが付けられるため、古いスコアと最新のスコアを区別できます。各商品ページには、分析の最終更新日が表示されます。スコアが間違っていると思われる場合(リニューアルされた商品、ラベルの読み取りミス、ラボ検査結果の欠落など)は、お知らせください。訂正はScoutのリサーチチームが確認し、ページを更新します。黙って上書きすることはありません。
ブランドの方へ:検査、バッジの取得、誤りの修正はブランド向けページから。